美島豊明インタビュー The man behind Cornelius

コーネリアスとの馴れ初め

マスヤマ:コーネリアスとの仕事をはじめたきっかけは何だったんですか?

美島:きっかけはというと、3D(コーネリアスのマネージメント事務所)の社長と知り合いだった、と。僕がやってたエブリシングプレイというバンドのディレクター(牧村憲一さん)が社長だった。

マスヤマ:それはレコード会社の人だったんですか?

美島:いえ、3D自体は細野(晴臣)さんの楽曲の管理をする会社で出来たんです。牧村さんが社長で、細野さんがYMO辞めてソロになってからの楽曲管理をするための会社なんです。細野さんの事務所ではないです。細野さんのやってたノンスタンダードレーベルの楽曲を管理するために作った会社だと、僕は聞いてますけどね。

そこから出てたバンドの一つのワールドスタンダードというのに、僕は少し関わっていて、ソウちゃん(鈴木惣一郎さん)と。それで(ワールドスタンダードがエブリシングプレイと)名前を変えたときにメンバーに入れてもらって、そこからですかね、3Dの社長と付き合い始めたのは。

[鈴木惣一郎氏とのエブリシングプレイ時代の写真]

マスヤマ:エブリシングプレイをやめた後?

美島:もうやってないですね。自然消滅した後に、岡さん(コーネリアスのマネージャー)から連絡があって「ちょっと手伝って」って言われて、手伝い始めたのが最初です。

マスヤマ:フリッパーズギターの後にコーネリアスをはじめたときに(岡さんが)マネジメントを始めた、と。

美島:コーネリアスの1stのデモテープ作りから付き合ってたから、結構ガッツリ毎日会ってたような気がするなぁ。ひと月くらいなんだけど。

マスヤマ:そのころはどういう感じで作業をしてたんですか?

美島:基本的なドラムパターンを打ち込んで、ベースラインとかコードとかを考えたのを全部打ち込んで。その当時は パフォーマーを使ってたかな。デジタルパフォーマーだったと思います。デジパフォで外部の音源をMIDIでならして、デモテープみたいの作って、一応譜面をおこしたような気がするな。

マスヤマ:小山田さんは譜面は書かない?

美島:うーん。彼はコード譜は読めるけど、基本的におたまじゃくしは分からないと思うので、書いてあげて、現場に行って、譜面を皆に渡して、「これ、やります」みたいな感じ。当時はそんな形で進めてました。それで、結局、僕が打ち込んだやつは最後は残らないっていう(笑)。全部、ナマで差し替えるんだし。

[美島さんの手書きの楽譜]

マスヤマ:録音も美島さんがやってたんですか?

美島:録音はやってないです。プログラミングだけですね。

マスヤマ:コーネリアスには1stのデモを作る段階から手伝っていたんですね。じゃあ、その前のフリッパーズギターの時は?

美島:えっと、最後のアルバムに、2曲くらい参加してたような。。

マスヤマ:どの曲ですか?

美島:フリッパーズは。。あんまり記憶にないんだよな。。グルーブチューブだったかな?

マスヤマ:それは何をやったんですか?

美島:それはサンプルを張ったような気がする。なんかちょっとサンプルでループして、どうのこうのっていうのをやったような気がする。まだハードディスクレコーダー使ってなくて、サンプラー。AKAIのS1100か・・・。

マスヤマ:続いているってことは、お互いに相性がよかったってことなんですか?

美島:じゃ、ないですかね。ま、イヤイヤやってるかもしれないけど。笑

 

2012-10-18 | Posted in | Comments Closed